2008年 イースター

2008年3月23日(日)に、子母口教会でイースター礼拝が持たれました。
今回のイースターは私たちにとって格別なものでした。というのは、小岩井先生が初めて
聖餐式()を司式されたからです。

聖餐式とは、主イエスが十字架に架けられる前の晩に、晩餐の席で自ら弟子たちに
パンと葡萄酒とを分け与えて、もうすぐ訪れる自分の十字架での死と罪の贖いを記念するために
これを繰り返すように、と命じられたのが、その起源です。
以来、歴代の教会はこの主のご命令を守り、定期的に聖餐式を持ち、
会衆一同がパンと葡萄酒(または葡萄ジュース)を分かち合い、
キリストが私たちの罪のために十字架で死なれたことを思い起こすようにしてきました。

私たちの子母口教会では、通常は第1主日に聖餐式を行いますが、
今回は、ちょうど小岩井先生が正教師となられて、聖餐式の司式ができるようになったことと、
その直後に、主の十字架と復活を記念するイースターが持たれることから、
この日に挙行することとなりました。
(これまでは、聖餐式司式・洗礼はその資格のあるシグリスト宣教師にお願いしていました)

礼拝メッセージの後、小岩井先生が講読文を読み上げ、聖餐式の意義を説明された後、
最初にパンを分餐して(教会役員のみなさんが会衆に分配します)、パンの意味
(キリストの肉が十字架で裂かれたこと)を説かれ、一同と共に味わいました。

Easter2008_1

続いて葡萄酒(当教会では葡萄ジュース)も分餐され、その意味
(主の流された血で、私たちの罪が清められた)を説かれてから、一同と共に飲み干されました。

聖餐式も無事に終わり、礼拝の最後に、小岩井先生が祝祷をされました。
(これも正教師にならないとできないので、これまでは(普通のお祈りと同じ扱いの)「終祷」をされていました)

礼拝が終了してから、定例の愛餐会が2階で持たれ、
3月誕生日の方々のお祝いをしました。
さらに、この日は有志が、淀橋教会で午後に開催される「都民イースターの集い」に合流しました。
子母口教会では毎年、この行事に参加・協力しており、今年も多くの人達が参加し、
また聖歌隊などで協力しました。

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